「エレキギターは買ったけど、他に必要なものがあれば知りたい!」
「最低限持っておくべきギターアイテムを教えて!」
このような悩みに答えていきます。
- 今日の内容
- 最低限必要なギターアイテム4選
- あると便利なギターアイテム5選
今回は、「エレキギター購入後に持っておくべき必要なもの」について解説していきます。
残念ながらエレキギター単体だけでは、あなたの思い描いているサウンドを奏でることができません。
そのため、例えば
- ギターアンプ
- シールド(ギターとアンプを繋ぐケーブル)
を揃えることで、初めてエレキギターの”あのサウンド”を出すことができます。
そこで、エレキギター以外に持っておくべき
- 最低限のアイテム4選
- あると便利なアイテム5選
を初心者の方に向けて、詳しくご紹介していきます。
目次
最低限必要なギターアイテム4選
最低限必要なギターアイテムは以下です。
- ギターアンプ
- シールド
- ピック
- チューナー
必須アイテム①:ギターアンプ
一つ目は、「ギターアンプ」です。
エレキギターは、単体では音が非常に小さく、アンプを通さないとまともに弾くことができないため、アンプは必須のアイテムです。
原理として、エレキギターの「ピックアップ」と呼ばれるセンサーで弦の振動を電気信号に変換し、その信号をアンプで増幅して音を出します。
なので、アンプがなければ、ピックアップで変換された電気信号は、ギター本体からわずかな音量でしか聞こえないというわけです。
アンプはサウンド調整もできて、さまざまなサウンドを作り出すことができるので、歪みやエフェクトなどの機能を使って、自分の好きな音を探し出すのも、エレキギターの楽しみのひとつです!
必須アイテム②:シールド
二つ目は、「シールド」です。
先ほどもお伝えしたように、エレキギターは、ピックアップで弦の振動を電気信号に変換しています。
その時に、この電気信号がシールドを介してアンプへ送られることで、増幅されて音を出力できるようになります。
以下の画像のように、エレキギターとアンプをシールドで繋げます。
また、エレキギターから出ている信号は、とても微弱なため、周囲にある電気製品や電磁波の影響を受けやすく、ノイズが発生してしまいます。
しかし、シールドは、このノイズを遮断することができ、クリアな音を保つ役割を果たしてくれます。
シールドもめちゃくちゃ大事なアイテムです!
必須アイテム③:ピック
三つ目は、「ピック」です。
ピックは、弦を弾くための道具であり、指で弾くよりも、より正確で速い演奏ができるようになります。
そのため、指と比べてピックを使用すると、
- 速いフレーズを弾きやすい
- 大きな音を出せる
- サウンドに変化をつけやすい
などのメリットを得られます。
また、ピックの
- 形(ティアドロップ型・おにぎり型など)
- 厚さ
- 重さ
など、メーカーによって様々です。
ピックは使っていくほど削られていく消耗品でもあるので、色々なのにチャレンジしてみるのがオススメです。
必須アイテム④:チューナー
四つ目は、「チューナー」です。
チューナーは、ギターの弦が正しい音程(ピッチ)になっているかどうかを測定できる必須のアイテムです。
一度、エレキギターの音程をチューニングしたら、それ以降問題なく使えそうですが、
- 弦の張力
- 気温
- 湿度
などの影響で、音程が狂いやすいため、練習前に毎回チューニングをした方が良いです。
そんなチューナーには、大きく分けて2つの種類があります。
- クリップチューナー:ギターのヘッドにクリップで取り付けるタイプ
- ペダルチューナー:エフェクトペダルのようにギターのエフェクトループに接続するタイプ
初心者の間は、手軽に使用できる、「クリップチューナー」がおすすめです。
正しい音程でたくさん練習しましょう!
あると便利なギターアイテム5選
続いて、あると便利なギターアイテムは以下です。
- ストラップ
- ギタースタンド
- メンテナンス用品
- エフェクト
- ギターケース
便利なアイテム①:ストラップ
一つ目は、「ストラップ」です。
もちろん、エレキギターは、ストラップなしで弾くことも可能です。
しかし、ストラップがあると、以下の点で便利です。
- エレキギターの安定性が向上する
- エレキギターの落下を防止できる
- 演奏の表現力が向上する
✔︎エレキギターの安定性が向上する
エレキギターは、ストラップなしで弾くと、腕や肩に体重がかかって安定しません。
ストラップを使うことで、ギターの重さを肩全体で支えられるため、腕や肩への負担が減り、演奏がしやすくなります。
✔︎エレキギターの落下を防止できる
ストラップを使うことで、エレキギターの落下を防止することができます。
特に、立ち弾きでは、ストラップがないと、ギターが落下して壊れてしまう恐れがあります。
✔︎演奏の表現力が向上する
ストラップを使うことで、演奏の表現力が向上します。
例えば、
- ストラップを短くすると、ギターをより近くに引き寄せることができ、力強い音が出せる
- ストラップを長くすると、ギターを遠くに離すことができ、柔らかい音が出せる
ようになります。
大体3000円程度〜手に入れられますよ!
便利なアイテム②:ギタースタンド
二つ目は、「ギタースタンド」です。
ギタースタンドは、ギターを立てかけて保管するためのアイテムです。
床や壁に立てかけると、ネックやボディに負担がかかって、変形や破損の原因になることがあるので、ギターを長持ちさせるためにも、持っていると便利です。
ギタースタンドがあると、以下の点で便利です。
- ギターを安全に保管できる
- 出し入れが簡単になる
- 目につくところに置くことで練習不足を防げる
✔︎エレキギターを安全に保管できる
ギターを床や壁に立てかけると、ネックに負担がかかって、ネック反りなどの変形が起こることがあります。
そのため、ギタースタンドによって安全に保管できるようになります。
✔︎エレキギターの出し入れが簡単になる
ハードケースなどでの保管と違い、ギタースタンドは出し入れが簡単なので、使いたいときにすぐに取り出せます。
✔︎目につくところに置くことで練習不足を防げる
ギタースタンドは目につくところに置いておくと、練習不足を防ぐことができます。
そのため、エレキギターを毎日目にすることで、練習するきっかけにもなります。
また、ギタースタンドを選ぶ時には以下のポイントを参考にしましょう。
- ギターのサイズに合っているか
- 倒れにくい構造になっているか
- デザインが好みか
すると、先ほど挙げたギタースタンドのメリットが初めて発揮されます。
便利なアイテム③:メンテナンス用品
三つ目は、「メンテナンス用品」です。
メンテナンス用品によって、弦を交換したり、ボディや指板を掃除したりすることで、エレキギターの寿命を延ばし、良い音を保つことができます。
エレキギター初心者の方が持っておくと便利なメンテナンス用品は以下の通りです。
- 弦交換用品(ニッパー、ストリングワインダー)
- ボディ・指板クリーナー
- 弦潤滑剤
✔︎弦交換用品(ニッパー、ストリングワインダー)
エレキギターの弦は、だいたい3〜6ヶ月に1度交換するのが一般的で、使っていけばいくほど劣化していく消耗品です。
そのため、弦交換用ニッパーやストリングワインダーがあると、弦交換が簡単にできるため、ギターの音質や弾き心地を保つためにも、定期的に行うことが大切です。
✔︎ボディ・指板クリーナー
エレキギターを長く使用していると、ボディや指板に汚れが溜まってきます。
そして、汚れが溜まってしまうと、音質や弾き心地に悪影響を及ぼすだけでなく、ギターの寿命も縮まってしまいます。
ギターポリッシュや指板オイルでケアして、ボディや指板をきれいに保ちましょう。
✔︎弦潤滑剤
エレキギターの弦は、湿気や汗などで錆びたり汚れたりしやすくなります。
そのため、弦が錆びたり汚れたりしてしまうと、本来の音質や弾き心地ではなくなってしまうので、
弦潤滑剤やクリーナーで弦の錆や汚れを日頃から防ぐ習慣をつけましょう。
便利なアイテム④:エフェクト
四つ目は、「エフェクター」です。
エレキギターのエフェクターは、歪ませたり、エコーやコーラスを加えたりと、ギターの音色を多彩に変化させる機材です。
エフェクトがあると便利な理由は、大きく分けて以下の2つです。
- 自分の好きな音色を作ることができる
- 曲やジャンルに合わせて音色を変えることができる
✔︎自分の好きな音色を作ることができる
例えば、
- 歪みエフェクトを使えば、ギターの音を太く、力強くできる
- エコーやコーラスを使えば、ギターの音に奥行きや広がりを与えられる
このように、エフェクトを使えば、アンプだけで出すことのできないさまざまな音色を作ることができます。
✔︎曲やジャンルに合わせて音色を変えることができる
エフェクトは、曲やジャンルに合わせて音色を変えることもできます。
例えば、ブルースの曲を弾くときに、
- オーバードライブ
- ディストーション
を使ってエレキギターの音を歪ませると、ブルージーな音色を作ることができます。
このような感じで、エフェクトを活用すると、曲やジャンルに合わせた音色を作ることができ、より音楽表現の幅を広げることができます。
エレキギターに慣れてきたら、エフェクトに挑戦すると、もっとエレキギターが楽しめるようになります!
便利なアイテム⑤:ギターケース
エレキギターは、本体や弦など、繊細な部分が多いため、先ほどご紹介したギタースタンドやギターケースで保護することが大切です。
ギターケースがあると、以下の理由で便利です。
- エレキギターを安全に持ち運びできる
- エレキギターの保管に便利
✔︎エレキギターを安全に持ち運びできる
エレキギターは高価な楽器なので、衝撃や雨から守る役割を果たすギターケースで安全に持ち運びすることが大切です。
そんなギターケースは主に2種類あります。
- ソフトケース:軽量で持ち運びやすく、練習やライブへの移動に便利
- セミハードケース・ハードケース:よりしっかりとギターを保護できるので、長距離の移動やライブハウスへの移動に便利
自分の状況に合わせてケースのタイプを決めるのがおすすめです。
✔︎エレキギターの保管に便利
エレキギターを家で保管する際にも、ギターケースがあると便利です。
エレキギターは、直射日光や湿気に当たる場所に置くと、傷や錆の原因になるので、ギターケースに入れると、これらのダメージからギターを守ることができます。
また、ピックやチューナーなどの小物も一緒に収納できるので、整理整頓にも便利です。
まとめ
今回は、エレキギターを手に入れた後に持っておくべき必要なアイテムを9つ解説してきました。
特に、最低限必要なアイテムとしてご紹介した
- ギターアンプ
- シールド
- ピック
- チューナー
の4点はエレキギターをより楽しませてくれるので、確実に手に入れたいです。
せっかく出会った縁のあるエレキギターをこれからも大切にし、エレキギターの奥深い世界を一緒に楽しんでいきましょう。
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